本日はカラーダイヤについて少しお話させて頂きます!!
・[カラーダイヤモンド]はほぼ全色ございます。
・大まかに分類すると「無色透明」、「ホワイト」、「イエロー」、「オレンジ」、「ピンク」
「レッド」、「パープル」、「バイオレット」、「ブルー」、「グリーン」、「ブラウン」
「グレー」、「ブラック」。虹の7色と同じ色は存在しているということです。
・GIA(米国宝石学会)がグレード(鑑定)する色は、イエロー・オレンジ・ピンク・レッド・パープル
バイオレット・ブルー・グリーンの8色になります。
また、上記の他にRare Diamond(レアカラーダイアモンド)も存在致しますが
次回ご紹介させて頂きます!!
・Science of Color Diamond カラーダイヤモンドの《色》の要因
・なぜ「カラー」になるのか…、残念ながら完全な科学的証明はまだされておらず、不明な部分が実は多いのです。
・分かっているのは、「放射線の照射などによる結晶構造の変化」、「ダイヤモンドの生成過程に何らかの不純物が混ざり、それによって
色が生じている」というお話はよく聞きます。
・窒素、ホウ素、水素などの不純物に加え、結晶構造の欠陥が可視光線のエネルギー範囲に相当する低い電子状態を作り出し
このため可視光線の吸収が起こります。その結果、ダイヤモンドに色がついて見えると言われています。
・ピンクダイヤモンド・レッドダイヤモンド:窒素原子が取り込まれ、その隣の炭素原子が欠けることでピンク色や赤色になります。
・ブルーダイヤモンド:炭素原子1億個中に5~6個以下の割合(0.005~0.06ppm)でホウ素原子が取り込まれることで青色になります。
・グリーンダイヤモンド:取り込んだ窒素原子2個に挟まれた炭素原子が欠けることで緑になります。
・イエローダイヤモンド:取り込んだ窒素原子の含有量が、炭素原子100万個に対して10~5500個(10ppm~5500ppm)の含まれる事で黄色になります。
・ブラックダイヤモンド:肉眼で確認できない微量元素がカラーの要因ではなく、ダイヤ内部に含有する鉱物(グラファイトや鉄鉱石)などの
インクルージョンが多く含まれ、これらの鉱物の色を反映して黒く見えるものが天然の部8ラックダイヤになります。
・ちなみに1カラットのダイヤモンドは、「96億×1兆(=9.600.000.000.000.000.000.000)」個の炭素原子から成り立っています。
・科学的に証明されるのもいいですが、分からない部分があるのも神秘的でいいと思います!!
・Place of Production カラーダイヤモンドの産地
ピンクダイヤモンドの産地として有名なのが、オーストラリアのアーガイル鉱山になります。
その他、ナチュラルカラーダイヤモンドを産出するのは、ロシア、ブラジル、インド、タンザニア、サイ―ル
アンゴラ、南アフリカなどです。
また、最近鉱山の発見された、カナダもございます。
・カラーダイヤモンドの産出量
ズバリ、全ダイヤモンドの0.01%位(ピンクダイヤの場合)
色々な資料によって異なりますが、ダイヤモンド10.000個の内、ナチュラルカラーダイヤは
1コあるかないかと言われています。
非常に希少価値のある宝石だということがおわかり頂けると思います。
1つの自分のこだわりにピンクダイヤモンドを持つというのは
いかがでしょうか?(^-^)