本日のテーマは
ダイヤモンドのカラーで「天然」と「人口」についてお話させて頂きます。
●カラーダイヤモンドには、色の起源によって「ナチュラル(ファンシー) ダイヤモンド Natural (Fancy) 」と「トリートメントダイヤモンド Treatment 」の2種類に分類されます。
●「ナチュラル(ファンシー)ダイヤモンド」とは、ダイヤモンドのカラー生成が天然の物を指します。これに対して、ダイヤモンドそのものは本物の天然ですが、色のみ人工的につけたダイヤモンドを「トリートメントダイヤモンド」として区別しています。
上記写真はイメージでファンシービビッドパープリッシュピンク(ナチュラル)
上記写真はイメージでファンシービビッドパープリッシュピンク(トリート)
●人工的に色をつける方法は、(1)放射線を照射する、(2)分子構造を変えて色を生じさせる、(3)高温高圧(HPHT)プロセスなどの方法があるといわれています。もしかしたら、技術の進歩で他の方法も存在するかもしれませんが、私はまだ聞いたことがありません(^^;)
===放射線処理について===
放射線処理と聞いて「人体への悪影響は?」と心配になられるお客様もいらっしゃいます。
放射線照射は、1900年初期に実験的に行われ、初期は何年も残る強い放射性が問題視されましたが、現在では放射線処理をした後、残存放射性が残ることは無いとされています。
この方法は、ラジウム塩あるいはラドン、コバルト60を照射することで色の改変を行う技術で、照射には電子線加速器を使います。なかでもファンデグラーフ加速器による着色は、淡いアクアマリンブルーから、緑青色までの色調が得られます。
現在は、原子炉処理へと処理技術が移行しており、ピンクやブルー・グリーンといった色調も作り出されています。
自然界ではダイヤモンドの結晶が何百万年という長い期間に放射性物質と接触することで、ダイヤモンドのカラーが作られていきます。それを短期的な放射線処理によってカラーを帯びさせるというのがこの手法で、それが自然の放射線か、人為的な放射線かを判別することは困難とされています。
色の起源が「天然」なのか「人工的」なモノなのか判断がつかない場合があります。2重の説明となりますが、自然界にも放射線は存在しているからです。ダイヤモンドの生成後に自然界の強い放射性物質にさらされると色がつくことがあるからです。
この判断が難しいとされるのが、「グリーン(Green)」、「ブルーグリーン(Blue Green)」、「グリニッシュ・ブルー(Greenish Blue)」「ブルーイッシュ・グリーン(Bluish Green)」「グレーイッシュ・グリーン(Grayish Green)」等のブルー系やグリーン系のダイヤモンドです。
やっぱりダイヤモンドは奥が深いと思いますし未知な部分も多いと思います!
だからこそ自分は色々と知りたかったり知ったことをお客様にも伝えたいとと思います。gardenで取り扱いのあるピンクダイヤモンドは高品質の
ピンクダイヤモンドを取り扱っています。
●世界の女性の憧れ・・・、ピンクダイヤモンド。セレブも愛してやまない、特別なダイヤモンドです。
●ブルゴーニュの最高級レッドワインのような、深い味わいを湛えた贅沢な色合いです。