[ウィリアムソン・ダイヤモンド]Williamson pinkダイヤモンド
タンザニアの高山で見つかった薄いピンクのダイヤモンドです。
23.6ctと高品質で世界で最も高価な
ピンクダイヤモンド15個の一個であります~(*^_^*)
1947年10月、ケベック出身の地質学者ジョン・T・ウィリアムソンが採掘権を持つタンザニアの鉱山で、ひとりの子供が、
その地に生えていたバオバブの木の根元で54.50カラットのピンク ダイヤモンドを発見しました。
英国王室の熱烈な崇拝者であったウィリアムソンは、1947年11月20日のエリザベス王女の結婚式を祝して、
この原石を王女に贈りました。
石の研磨には数カ月を要し、その結果23.60カラットの完璧なブリリアントカット ダイヤモンドとして生まれ変わったのです。
1953年、エリザベス女王は自身の戴冠式のために、
このダイヤモンドを中央に配したフラワーモチーフのブローチの制作をカルティエに依頼しました。
茎はバゲットカット ダイヤモンド、2枚の葉はマーキスカット ダイヤモンド、
花弁はブリリアントカット ダイヤモンドで構成されるこのジュエリーは、エーデルワイスの花をモチーフにしています。
このブローチは、1959年にロンドンで開催された『エイジレス・ダイヤモンド』展で披露されましたが、
その後もエリザベス女王は幾度かの公式訪問の場で身に着けていらっしゃいます。
1981年のプリンス・オブ・ウェールズの結婚式典にでに、女王はこのブローチを着用されました。