“ブラッド・ダイヤモンド“

2015.04.15

レオナルド・ディカプリオ主演の「ブラッド・ダイヤモンド」の映画について

お話をしたいと思います!!

ブラッド

1990年代後半のアフリカ、シエラレオネでの激しい内戦を描いた、エドワード・ズウィック監督による社会派映画です。

ダイヤモンドの不正取引をめぐって起きる紛争をサスペンスフルに描き、“ブラッド・ダイヤモンド”の現実問題に言及したストーリーで、米国務省が批判したことでも話題となりました。

内戦最中の国から不法に輸出されたダイヤ(紛争ダイヤ)の代金が、反乱軍の武器購入費に充てられ、内戦を長引かせる一因になっているという無限の悪循環。

だからダイヤ企業も一般消費者も紛争ダイヤを買わないようにしようというのが主だったテーマになっいます。

この作品のテーマは「人間にとって本当に価値のあるものとはなにか?」でもあります。
ダニーにとってそれは宝石。
しかし父ソロモンにとって最も大事なものは家族です。彼にとって息子はまさに宝石そのものでした。
2人の葛藤劇はそのまま「息子か?それとも宝石か?」のせめぎ合いであり、最終的にはダニーの行いによって、息子に軍配が上がります。

ブラッド1

人の善悪はその行動で決まるのだ──そうダニーに言います。

皮肉にもベンジャミンは、年端もいかない少年兵に撃たれ、重症を負いますが、彼の言葉はダニーの心に深く残るものでした。

そんなダニーは元上司の大佐に追い詰められ、RUFにも追われ、タイムリミットが迫って来ます。

マディーを強引に安全な地に非難させ、ソロモンと2人で“切り札”であるピンクダイヤを求めてアフリカの大地を突き進むダニー。
やっとの思いでソロモンが採掘場で発見し、咄嗟に隠したピンクダイヤを掘り起こすことに成功します。

ブラッド2ブラッド3

ピンクダイヤさえあれば自由になれる──!

ところがダニーは、飛行機による脱出劇まであと一歩、というところで致命的な深手を負ってしまいます。彼は、自分の運命を冷静に悟らざるをえませんでした。

急勾配の絶壁を登ろうとするも、力尽きてしまうダニー。
そんな彼を背負い、力強く登っていくソロモン。そんなソロモンを置きざりにして、自分だけダイヤをいただいて逃げようとしていたダニーだったのに…

映画でも取り上げられたダイヤモンドの問題に多少触れてみたいと思います。
若干真面目な話をすれば
「この紛争を解決する術は、ダイヤをもう買わないことだ」

gardenで取り扱っているダイヤモンドはキンバリープロセス認証制度に基づき”紛争フリー” ダイヤモンドを取り扱っているの

安心して下さい!!

紛争フリーダイヤモンドは、得た利益をいかなる戦争にも使用せず、倫理的な環境で採掘されたダイヤモンド。

採掘から消費者に届くまでの間、すべてを追跡可能であるもののみが、紛争フリーダイヤモンドとなる。

紛争フリーダイヤモンドは、現在でも、清潔なダイヤモンドとして、国際ダイヤモンド市場で売られています。

キンバリー